EVENT & REPORT

2025.09.25

徳島ヴォルティス20周年記念OBマッチ

8月30日(土)、鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで開催された「徳島ヴォルティス20周年記念OBマッチ」。本来であれば昨年開催予定だったこのイベントが、台風の影響による中止を経て、ついに1年越しで実現しました。

クラブ設立から20年という節目の年に、各年代から在籍の長かった選手や、ファン・サポーターの皆さんの印象に残る活躍をした選手たちが一堂に会するこの特別な機会に、私も一参加者として徳島の地を踏むことになりました。

OB戦、1日密着ムービー

久しぶりの徳島、懐かしいスタジアム

午後3時35分の先行入場開始に合わせて、懐かしいポカリスエットスタジアムに入りました。あの頃と変わらぬスタジアムの空気感、そして徐々に集まってくる戦友たちの姿を見ていると、自然と胸が熱くなってきました。

実は今回、ヘルニアを患っており、当初は試合に出場する予定ではなかったんです。でも、久しぶりの仲間との再会、そして何よりユニフォームに袖を通すと、どうしてもピッチに立ちたい気持ちが抑えられなくなってしまいました。

5分間の奇跡

「接触はなしで頼みます🙏笑」

チームメイトと相手チームにまでこんなわがままなお願いをして、わずか5分間だけピッチに立たせてもらいました。
あの頃のようなキレもなく、体型も一回り丸くなってしまいましたが、ボールを足元に感じた瞬間、すべてが蘇ってくる感じがしました。

午後4時10分のキックオフから20分ハーフという本当に短い時間だったのですが、その一瞬一瞬が宝物のように感じました。写真をよく見てほしいんです。みんなめちゃくちゃいい笑顔をしているんです。現役時代の試合前の写真はみんな闘志むき出しの真剣な顔をしてますからね。大違いです笑。

プレーの精度や体力は衰えても、サッカーへの純粋な想いと仲間への想いは、あの頃と何も変わっていませんでした。

サッカーは最高だ、と心から思えた日

苦楽を共にした戦友たち、いつも支えてくれたサポーターの皆さん、そしてクラブスタッフとの再会。この瞬間、心の底から「やっぱりサッカーは最高だな」と実感することができました。

メインの試合であるブラウブリッツ秋田戦(午後7時キックオフ)を前に行われたこのOBマッチは、単なる懐古イベントではなく、クラブの20年の歴史を皆で振り返る貴重な時間となりました。

シーズンパスや秋田戦の観戦チケットを持つファンの皆さんにも観戦していただき、会場全体が温かい雰囲気に包まれとても幸せな空間でした。

人に恵まれていることを改めて実感

引退してからも続くサッカー界の繋がり、そしてそれを超えた様々な人とのご縁。このOBマッチを通じて、改めて自分は人に恵まれているのだと実感しました。
2年越しの想い。
昨年の台風による中止から今回の開催までが形になったこの日は、単なるOB戦を超えた特別な意味を持っていたように感じます。

このOB戦は、バモス編集長としても、元選手としても、とても勉強になりました。サッカーの持つ力、人と人を繋ぐスポーツの魅力、そして時を経ても色褪せない仲間との絆。これらすべてを肌で感じることができた一日となりました。

OB戦ハイライト

最後に、このような素晴らしい機会を提供してくださった徳島ヴォルティスの関係者の皆さま、いつも温かく支えてくださるサポーターの皆さま、そして共に汗を流した戦友たちに心からの感謝を申し上げます。

徳島ヴォルティス、20周年おめでとうございます!!
このチームに携われたことを心から誇りに思います。

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